は6月12日(水)から7月28日(日)まで、東京国立博物館 表慶館で「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展―美と芸術をめぐる対話」を開催する。 日本におけるカルティエのブティックオープン50周年を記念して開催される本展は、左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストの間で結ばれた絆を紐解く内容となっている。 会場装飾を手掛けたのは、スタジオ アドリアン ガルデールだ。エントランスから向かって右側の展示室では、床の間や数寄屋建築など日本の伝統的な建築に着想を得たつくりと素材が取り入れられ、一つひとつの作品を際立たせている。一方、左側の展示室では、日本の産業用足場システムが採用された構造体の中に、現代アーティストたちの作品が並ぶ。 表慶館の右翼では、19世紀後半以降のルイ・カルティエによる日本美術コレクションに始まり、カルティエの作品に多大なインスピレーションをもたらした日本の美やスタイルにフォーカス。メゾンの貴重なヘリテージピースで構成される「カルティエ コレクション」の作品や、プライベートコレク.